夏の子どもアート企画~自分が自分であるために~ジェンダーレス制服を描こう

2022-8-1・2

今年も、小学生のみなさんを対象とした夏のこどもアート企画を開催しました。

講師はNPO法人TRILL 山田大空先生です。
ユーモアがあり、お子様にも丁寧に指導してくれる山田先生。

昨年参加してとても楽しくて、
今年も参加してくれた子がいました。

その理由は『先生』であるところは、大きいと思います。

NPO法人TRILL 山田大空先生

ジェンダーレス制服

今年のテーマは『ジェンダーレス制服』です。
SDGsの目標5【ジェンダー平等を実現しよう】にもつながるジェンダーレス制服を、
アートを通して考えてもらおうと、このテーマにしました。

しかしながら、小学生のみなさんには少し難しいテーマだったかもしれません。
それでもこれがきっかけになり、
普通なら興味を持たないようなことも、
アートを通じて楽しみながら知ってくれたらいいな、と思いました。

ジェンダーレス制服を創る

今回はデザインし、紙で形にして、人間に着せてジェンダーレス制服を創っていきました。

制服を創るうえで、条件があります。
それは『ブレザーを着ていること』。
これ以外は自由にデザインできることにしました。

”自分らしさ”を大切にするのが、今回のテーマではとても大切です。
アイテム(スカート・スラックス)、色、形(ロング・ショート)・・・
それぞれの”好き”は様々で、みんなの”自分らしさ”を個性豊かに表現することができました。

ジェンダーレス制服作成中

校舎を描く

ジェンダーレス制服の生徒が完成したら、今度は学校の校舎を描いていきました。

先生が準備してくれた大きな校舎の絵の下書き。
参加者のみんなは、それに思い思いの色で自由に色を塗っていきました。

とても色鮮やかで通いたくなるような楽しい校舎ができましたね!

展示

今年もワークショップと同時に応募作品も募集しました。
たくさんの素敵な作品が集まりました。

ワークショップの合同作品とともに、応募作品を館内に展示しました。
未来がわくわくするようなジェンダーレス制服で溢れ、館内がとても明るくなりました。

素晴らしい作品をたくさんお寄せいただき、ありがとうございました。

応募作品はこちらの動画でご紹介しています。
ぜひご覧ください!