育み隊活動レポート2020 vol.3

おおぶの杜育み隊 サポーター養成講座2020(3)
「交流会&座談会 育み隊のシンボルを考えよう」

2020年はコロナ禍において、おおぶの杜育み隊(通称「育み隊」)も表立った活動は減ったものの、この状況の下、市民サポーターとして何ができるのか考え試行錯誤を重ねた1年でもありました。通年で行われている「サポーター養成講座」のアップデートもその一つ。

今回は12月19日に行われた「サポーター養成講座2020(3) 交流会&座談会 育み隊のシンボルを考えよう」の様子をお伝えします。

 

・いま、改めてメンバーの話を聞いてみる

まずはメンバー間であまり話をしたことのない人どうしがペアを組み、トークすることからスタートです。場が解きほぐれたところで、ファシリテーターの加藤先生より「傾聴」についてお話がありました。

 

「聞」くではなくて「聴」く。この漢字が内包しているとおり、「目」を見て、「耳」で入れて、「心」に刻むことが「聴」くです。そして、聴いてくれているんだと話者が感じてはじめて傾聴は成り立ちます。傾聴はコミュニケーションの“基礎のき”にして、何よりも――話すことよりも大切です、と加藤先生。

そして、伝えるためのPREP(プレップ)[Point:結論 → Reason:理由 → Example:例示 → Point:結論]を伝授いただいたところで、普段やっていること、これからしたいこと、おススメしたいこと、そして育み隊に入った理由や期待することをひとりずつ語りました。

「まったりとした生活を楽しんでいます」、「旅行に行きたい」、「新しい創作や表現活動を始めたい」、「中国歴史ドラマにハマってます」、「みんなで仲良くやるのが一番!」、「アローブにしかないと言われるものがやりたいなあ」などなど、メンバーの思わぬ一面に驚いたり、普段、口にはしないけれども熱い志を抱いていることに感心したり、ああ、そういうことだったのかと納得したり、もう何年も一緒に活動しているのにもかかわらず、初めて知ることが次々と出てきました。

さまざまな背景を持って、さまざまな思いを抱いているメンバーの集まりだからこそ、なおさらコミュニケーションが重要な役割を果たします。

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